社長のひとりごと [PRESIDENT'S BLOG] 日常の様々な出来事を徒然なるままに

京都慕情

2年振りに京都祇園を訪れました。京阪電車・祇園四条で降り、雨で増水しているた鴨川を渡る。先斗町入り

木屋町方向にそぞろ歩く。少しがっかりしたのが、2~3件のお店でスタッフが客引きをしていたことだ。

雨で客足が鈍いのはわかるが、この街で客引きはしてほしくない。鴨川の床で食事をいただく予定でしたが、

台風の接近で京都が生憎の雨模様のため室内での会食となりました。

pontocyo.JPG食事の後、川向こうの祇園へ渡りお茶屋さんでお世話になりました。

京都の友人、米田さんのご紹介で今回で5回目です。

こちらのおかみさんが、米田さんの高校時代の同級生。

久しぶりにお会いしました。縄本君のお店のチーズケーキを 

手土産に持ってきてお渡ししましたが、たいそう喜んでいただきました。 

現在の京都の花街(かがい)は、

    祇園甲部・祇園東部・宮川町・先斗町・上七軒

の五つの花街がありそれぞれが賑わっています。

かつて、祇園は甲部と乙部と呼ばれていましたが、甲・乙、という

順序につながることから現在では祇園乙部改め、祇園東部と

呼ばれています。今日お世話になるのは、花街のなかでも

一番格式の高い祇園甲部でお店を構える中岸さんです。

通常、舞妓さん 芸子さん 地方(じかた)さん の三人で座敷を

持ちますが、この日は舞妓さんお二人と地方さんの三名でした。

    ♪月はおぼろに東山 霞(かす)む
        夜毎のかがり火に♪夢もいざよう
           紅桜 しのぶ思いを振袖(ふりそでに)
               祇園恋しや だらりの帯よ♪  


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地方・幸苑(ゆきぞの)さんの三味線に合わせて佳つ實(かつみ)さん

市和佳(いちわか)の見事な舞でした。  

現在、祇園には舞妓が15人ぐらいしかいません。芸妓と合わせても

90人程度です。お茶屋が80軒程度ですから、日夜、お茶屋間では

舞妓争奪戦が繰り広げられる訳です。

 
「おおきに、ありがとさんどす」と舞妓が挨拶したら、次の瞬間には

もう居ません。舞妓時代は超多忙を極めると言ってもいいでしょう。

そして、その超多忙の中でも、舞の鍛錬を怠らなかった妓だけが、

芸妓になっても祇園を生き残れるのです。

                      

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