社長のひとりごと [PRESIDENT'S BLOG] 日常の様々な出来事を徒然なるままに

釜石・ボランティア その2

7月9日(土) ボランティア2日目。

遠野を午前9時に出発し、釜石のボランティア・センターへ午前10時到着。行き先の確認を行い、隣接するスーパーで

昼食の買い込みをしました。今日は、昨日とうって変わって快晴の空模様で日差しは完全に夏。梅雨が明けたようだ。

バスで約15分の釜石市北部。岩手県釜石市片岸町第4地割の1件の民家の清掃が本日のミッション。

途中、釜石の市街地を通過したが、表通りに面した店舗などは形が戻っている。3か月前の4月に来たときは

悲惨な状況でしたが、復興の速さに正直驚きました。ただ営業している店舗はまだゼロでした。

我々12名の他に、東京からお越しのお嬢ちゃん3姉妹のご家族が一緒でした。お父さんの発案で、家族総出で

ボランティアに来ているとか。頭が下がります。

この家は、2階及び屋根部に被害はなく、1階部分が浸水したらしい。この家のご主人とお嬢さんが一緒に加わっての

作業でした。ご主人に聞きましたが、奥様が津波にのまれ命を落とされたらしい。坂道に面したこの家の、1件山側の

家は無傷。まさに運命のいたずらを見せつけられました。

1階部の床を剥がし、床下に堆積したドロや廃材を外に運び出す作業が中心でした。家屋の中での作業でしたから、

直射日光を浴びずにいられたので助かりました。加えて、シャンデリア、照明器具等、余震が来た折に

危険なものを除去しました。カーテンは害虫が卵を産み落とす可能性があるので、これも外しました。

約5時間の作業でしたが、来た時と比べて見違えるように整理整頓されたように思いました。

当家のご主人とお嬢さんにも喜んでいただき、達成感のある一日でした。

 

P1000397.JPGのサムネール画像P1000390.JPGのサムネール画像

炎天下猛暑の中、皆さんほんとうによく

働きました。個人自宅の復興には機械の

入る余地はありません。

重機を使っての震災廃棄物の処理はほぼ

終了していますが、これからは、とにかく

人の手が必要になってきます。

 

 

 ↓ 【岩手県庁三人衆】

小野さん 米内さん 吉田さん 

 

 

釜石での二日間のボランティア活動を終えて、

一行は盛岡へと向かいました。岩手県庁・三人衆も、

もちろん一緒です。

盛岡では、岩手愛宕サイクリングチームの皆さんが

私たちを出迎えてくれました。小田島リーダー、

県庁の徳さん 松岡さん近藤ドクターご夫婦 

村松さん 吉田君 望月さん 中村さん

皆さんとは一年ぶりの再会でした。

8年目を迎えた大阪・岩手サイクリング交流。

復興を願いつつ来年の再会を誓い合いました。 

 

 

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